団体塾に向いている人と個別塾に向いている人
学校で良い成績を取るため、受験で成功するためにも塾の存在って大きいですよね。
そこで今回は、
「集団塾や個別塾のメリットとデメリットは?」
「どっちの方が向いているんだろう・・・」
こういった疑問に答えていきます。
是非、塾選びの参考にしてみてください。
集団塾
メリット
常に競争相手がいる
受験など相手が見えない戦いでは、常に勉強のモチベーションを保ち続けるのは難しいです。
そこで、集団塾では同学年の生徒と一緒に授業を受けるので、常にライバルが周りにいる状態で勉強することができます。
ライバルの存在を意識することで「あいつに負けたくない!」という気持ちから勉強のやる気を引き出すことができます。
また、多くの塾がレベルによってクラス分けされています。
下のクラスに行きたくない気持ちや、上のクラスを目指す目標も勉強の原動力になります。
先生の質が高い
集団塾は、個別と比べて先生の質が高いことも特徴として挙げられます。
必要な先生の数が少ない分、少数精鋭でしっかり研修を積んだ指導力の高い先生が多いです。
アルバイトではなく基本的にプロの先生なので、経験豊かで受験のノウハウも持っており、勉強だけではなく受験に関してのアドバイスを受けることもできます。
デメリット
授業についていけないことも
集団塾はカリキュラムが決まっており、それ通りに進むので生徒一人一人のペースに合わせた進行が困難です。
自分が少しつまずいていても授業はどんどん進んで行ってしまいます。
レベルが高いクラスに入ってしまい、授業についていけなくて塾に行くのが嫌になってしまうことも少なくありません。
逆に授業のレベルが低すぎて退屈な場合もあるので、事前に塾の進学実績や生徒のレベルを調べてから入塾するようにしましょう。
スケジュールが調節できない
集団塾は時間割が予め決まっており、その時間以外での授業を受けることができません。
そのため、体調不良で休んでしまった時はその日の授業の内容が分からまいまま進んでしまいます。
嫌な先生でも変えれない
集団塾では、相性が良くない先生に当たってしまっても先生を変えることは難しいです。
各クラスでの担当の先生が決まっているので、生徒一人のために先生を変えることはできません。
対処法としてクラスを変えてもらうことが考えられますが、レベル別のクラス分けだと自分のレベルに合わず、授業についていけなくなる可能性もあります。
向いている人
負けず嫌いな人
負けず嫌いな性格の人は集団塾に向いています。
常に周りにライバルがいる環境にいることができるので、「クラスの人に負けたくない!」という気持ちがモチベーションになって、より一層勉強に励むことができます。
特にクラス分けのある塾は定期的にクラス分けテストが行われるので、そこに向けてより一層勉強に力が入ります。
仲間と高め合いたい人
近所や学校に近くの塾に通うと、同クラスに知り合いがいるなんてことも少なくありません。
知り合いと一緒に上クラスに行くことや志望校に合格する目標を立てると、お互い意識しながら良いライバルとして影響し合うことができます。
同クラスに友人がいると、切磋琢磨しながら頑張れるような人は集団塾に向いています。
個別塾
メリット
自分のペースで勉強できる
個別塾は先生が生徒のペースに合わせて進行するので、自分のペースで勉強することができます。
苦手な分野はじっくり教わり、分かる部分はサラッと進めてもらうなど臨機応変に対応してもらえます。
体調を崩しやすかったり忙しかったりして通える日がバラバラな人でも、授業が飛ばされることなく柔軟に予定を組むことができるのも個別塾のメリットです。
先生に気軽に質問ができる
集団塾だと質問する時に、大勢の前で手を上げて授業の進行を止めてから質問しなければならないので、質問すること自体に勇気がいります。
一方で、個別塾は少人数もしくは1人の授業なので、周りの目を気にせずに質問をすることができます。
また、先生と話す機会が多く、先生と仲良くなりやすいので些細なことでも気軽に聞きやすい環境で勉強することができます。
デメリット
値段が高い
個人塾は集団塾と比べて授業料が高いことが多いです。
個別塾は教師1人に生徒が1~3人しかつかないので、人件費などの関係から授業料が高くなってしまいます。
先生がが大学生
個別塾は先生を多く必要としているので、大学生を先生として雇っている塾が多いです。
アルバイトの大学生なので、先生の当たり外れがどうしても大きくでてしまいます。
親身になってくれる先生が多いですが、教える技術がなかったりそもそもやる気がない先生も一定数存在するのが現状です。
向いている人
マイペースな人
生徒のペースに合わせて授業を進めていくので、自分のペースで勉強したい人には個別塾は向いています。
苦手な教科を重点的にやってもらいたい人や、そもそも勉強が苦手で集団塾のペースについていけるか不安な人は個別塾でじっくり教えてもらいましょう。
恥ずかしがり屋な人
集団塾だと指名されて発言する授業もあるので、特に勉強が苦手な人は簡単な問題を当てられても分からずに恥ずかしい思いをする場面があると思います。
そこから「間違えたらどうしよう」と不安になって授業に集中できなくなってしまう可能性もあります。
個別塾は周りの目を気にせずに勉強や質問ができるので、人が多いとどうしても気になってしまうような人は個別塾を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は団体塾と個別塾の比較をしてみました。
それぞれに良いところと悪いところがあるので、自分の性格に合った方を選ぶようにしましょう。
【大学受験】英語長文のオススメ参考書
英語の試験の中でも配点が高く、合否に大きく関わるのが「英語長文」です。
英語長文で高得点を取るには受験の相棒である参考書選びが非常に重要となってきます。
そこで今回は、参考書の選び方とオススメ参考書について紹介してきます。
参考書の選び方
すべての教科に言えることですが、自分のレベルに合った参考書を選ぶことが大切です。
長文の参考書は他の教科と比べて1ランク下のレベルから始めるようにしましょう。
難しい参考書を使うと単語や文構造を理解するのに時間がかかりすぎて思うように進められず、モチベーションが下がってしまいます。
長文は難しいものにチャレンジするのではなく、場数を踏んで成長するものなので、ゆっくりなら読める程度の難易度を選ぶと効率よく勉強できます。
私は先生に文の七割程度理解できるものを選ぶと良いと言われました。
英語長文レベル別問題集
CD:あり
東進ブックスの英語長文レベル別問題集は6つのレベルに分かれている問題集です。
細かいレベル分けによってより自分のレベルに合った難易度で取り組むことができます。
1超基礎編:中学~公立高校受験レベル
2基礎編 :公立・私立高校合格レベル
3標準編 :中堅私大受験レベル
4中級編 :中堅私大合格レベル
5上級編 :有名私大・国公立大レベル
6難関編 :難関私大・難関国公立大レベル
やっておきたい英語長文
CD:なし
ハイパートレーニング
CD:あり
ハイパートレーニングは東進ハイスクールの安河内先生が著者の参考書です。
レベルは超初級編・標準編・難関編の3段階に分かれています。
ハイパートレーニングはレベル別問題集同様、1文1文の構文解説が付いていることが特徴です。
今まで何となくで読み進めていた人も構文を理解することで、精読力を上げることができます。
1冊当たりの問題数は少ないですが、英語を読む力を身につけるのに非常に優秀な参考書です。
CDも付属品として付いているので、リスニングや音読の勉強にも使うことができます。
他の参考書と比べて標準レベルでもやや難しく感じるので、自分のレベルと照らし合わせながら購入しましょう。
速読英単語帳
CD:別売り
速読英単語は長文の参考書ではなく英単語帳です。
長文の中で英単語を覚えることをコンセプトに作られた参考書となっています。
英文解説が付いており、別売りですがCDも販売しているので長文の参考書としても優秀です。
ただ、あくまでも単語帳で、問題がついているわけではないので注意が必要です。
とにかく長文に慣れたい人や、一緒に単語を覚えたい人におすすめです。
過去問
CD:なし
過去問も長文の教材として利用することができます。
実際に試験で出た問題を扱っているので、本番に近い形で勉強できます。
さらに、自分の志望校の長文を取り組むことで、問題に慣れたり、傾向を掴むことができます。
過去問はCDや和訳がついていなかったり、解説が十分ではないものが多いので、最低でも一冊は前出の参考書を終わらせてから取り組むようにしましょう。
まとめ
今回は英語長文の参考書について紹介しました。
英語長文で点数が取れると合格にグッと近付くので、自分に合った参考書を見つけて合格を目指してください!
【数学】青チャートは誰におすすめ?特徴やレベル、使い方を紹介
今回紹介する「青チャート」は受験生の中で圧倒的支持を得ている参考書の1つです。
学校の教科書として購入したり、受験勉強のために自分で買って今手持ちにある人も多いと思います。
そこで、今回は
「青チャートってどんな人に向いているの?」
「青チャートの特徴やレベルはどのくらい?」
こういった方の疑問を解決していきます。
1.青チャートの基本情報
2.青チャートの特徴
3.どんな人に向いているの?
4.青チャートの使い方
基本情報
出版社:数研出版
例題数:ⅠA 329題 ⅡB 420題
レベル:教科書~難関私立
対象者:偏差値50以上
目標修得期間:4~6ヶ月
特徴
問題数が多い
青チャートの特徴は何といってもその問題数の多さです。
ⅠAⅡBの例題・練習・EXERCISES・総合演習の問題をすべて合わせると2000問以上収録されています。
青チャート1冊で各単元の教科書レベルの問題から入試レベルの問題まで幅広いレベルの問題を網羅することができます。
難易度別に分かれている
青チャートは総合演習以外のすべての問題に5段階の難易度数がついています。
難易度はコンパスで表されていてコンパス1が一番易しく、コンパス5が一番難しい難易度に設定されています。
数学が苦手な人はまず、コンパス4とコンパス5は飛ばして進めるなど自身の現在の状況によって勉強の仕方を工夫することができます。
こんな人におすすめ!
数学を武器にしたい人
青チャートは扱っているレベルと範囲共に幅が広いため、1冊で基礎から応用までを網羅することができます。
青チャートのみでも難関大で戦っていけるレベルまで持っていくことが可能です。
また、見た目的にもボリューム満点のため、1冊完璧に仕上がった時は技術面だけではなく、達成感や自信から数学が得意教科になる人も少なくありません。
数学で点数を稼ぎたい、得点源にしたいという人におすすめです。
数学が好きな人
青チャートは莫大な量の問題数があるので、数学がある程度好きではないと最後までやりきることは困難です。
逆に数学が好きな人は様々な種類の問題を解けるので、非常に満足感の高い1冊になっています。
試験まである程度時間がある人
青チャートをⅠAⅡBすべてマスターしようとすると大体半年から遅くて1年ほどかかります。
高校三年生や浪人生は遅くても秋ごろには終わらせて、共通テストや志望校の対策に入りたいのである程度時間に余裕を持たないと途中で終わってしまう可能性があります。
自分の計画期間+1ヶ月は少なくとも確保してから買うようにしましょう。
使い方
青チャートには大きく分けて使い方が3つあります。
それぞれの用途に合わせて使い分けるようにしましょう。
すべてマスターする
1番スタンダードな使い方です。
「例題」⇒「練習」⇒「EXERCISES」⇒「総合演習」の順で進めていきます。
1年生の時から授業の予習や復習としてじっくり進めていくのが理想ですが、2年生~3年春までなら全然間に合うので一気に終わらせてしまいましょう。
具体的な勉強法は過去記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。
辞書代わりに使う
青チャートを問題集としてではなく、公式や解法をインプットする参考書として使う方法です。
指針に各問題の公式が書いてあるので、問題とセットで公式を覚えることができます。
やり方は大きく分けて3段階です。
1. 指針を見る
2. 解答を読む
3. 問題を解く
まず、指針を見て公式を確認します
次に解答で問題での公式の使い方を理解します。
最後に実際自分で解いてみて、頭に定着させます。
これで公式の使い方をある程度インプットすることができると思います。
ここで注意したいのは、インプットで満足してしまってアウトプットを怠ってしまうことです。
インプットだけでは実戦で使いこなすのは難しいので、青チャートでインプットしてから他の問題集でアウトプットするなどしてしっかり経験を積んでいくようにしましょう。
苦手な単元を補う
これは、勉強を進めていく中で苦手だと感じた単元のみ青チャートで補っていく使い方です。
例えば、微分・積分が苦手な人は微積分の問題のみ進めていきます。
この方法は苦手な分野のみをピンポイントで勉強できるので、1冊まるまる解くには時間がないけれど基礎から応用まで1冊で幅広いレベルの問題を解きたい人におすすめです。
まとめ
今回は青チャートについて紹介しました。
問題数が多いのでやり切るのは大変ですが、その分実力が付く参考書なので是非青チャートを使って数学を武器にしていってください。
【数学】基礎問題精講は誰におすすめ?特徴やレベルを紹介
数学の参考書を調べる中で、「基礎問題精講」という参考書をよく見かけると思います。
そこで、今回は
「基礎問題精講ってどんな参考書なの?」
「レベルや特徴は?」
「どんな人に向いているの?」
こういった疑問を解決していきます。
1.基礎問題精講の基本情報
2.基礎問題精講の特徴
3.こんな人におすすめ!
4.基礎問題精講の使い方
基本情報
出版社:旺文社
例題数:ⅠA145+4題 ⅡB167+3題
レベル:共通テストレベル
対象者:偏差値50前後
修得目標期間:2ヶ月
特徴
問題数が少ない
基礎問題精講の一番の特徴は問題数が少ないことです。
ⅠAⅡB合わせて約300問と網羅系参考書としては少なく作られています。
(青チャートはⅠAだけで329題)
問題数が少ない分、1周のハードルも低く、数学が苦手な人や集中力が続きにくい人にも取り組みやすい参考書です。
一方で、人によっては物足りなさを感じる場合もあるので、自分の到達目標や忍耐力と相談しながら検討しましょう。
デザインがシンプル
デザインは見開き1ページに例題、解答、ポイント、演習問題がコンパクトにまとまっていて、シンプルで見やすいです。
解説が長くてごちゃごちゃしていると少し重く感じてしまう人には、特に見やすいと感じると思います。
こんな人におすすめ!
本格的に勉強を始めたい人
基礎問題精講は名前の通り数学の基礎的な問題を集めた参考書です。
この一冊をマスターすると数学の基礎問題を網羅することができます。
そのため、教科書レベルを一通り終わらせて本格的に勉強をスタートする人におすすめです。
1度分厚い参考書で挫折している人
基礎問題精講は問題数がそこまで多くないので、過去にチャート式などの問題数が多い参考書で挫折している人にも取り組みやすい参考書となっています。
1冊の参考書を完璧にすると自信がついたり、自分なりの勉強のやり方を掴めるようになるので、分厚い参考書に抵抗がある人は基礎問題精講で勉強を進めていきましょう。
使い方
参考書の使い方は特に特別なものはなく、自分に合った方法で構いません。
参考書での勉強法は過去記事で紹介しているので、もし気になる方は参考にしてみてください。
まとめ
今回は基礎問題精講について紹介しました。
基礎問題精講は基礎を固めるには優秀な参考書です。
まず、この参考書で土台を作ってから、どんどんレベルの高い参考書に挑戦していきましょう!
勉強場所リスト
みなさんは普段、勉強の質を上げるために気を付けていることはなんですか?
参考書の評判や勉強のやり方、勉強する時間などが思いつきますよね。
しかし、その中で勉強場所について意識している人は少ないと思います。
そこで今回は勉強に使える場所とそれぞれのメリットデメリットについて紹介していきたいと思います。
1.図書館
メリット
静か
図書館はマナーとしてほとんどの人が静かに利用しているため、勉強に集中することができます。
周りの人も勉強している
図書館では他の人も読書や勉強をして過ごしています。
スマホをいじっている人は少ないため、自分も自然とスマホを触ることなく勉強することができます。
長時間無料で使える
基本的に図書館は何時間でも同じ席を使い続けることができるので、時間を気にせず勉強することができます。
また、誰でも無料に利用できるため、お金がない学生でも気兼ね利用することができます。
デメリット
逆に周りの目が気になる
図書館は公共施設であるため、多くの人が利用しています。
人が出入りしたり、たくさん人がいることが気になってしまう人は集中することが難しいので注意が必要です。
定休日がある
図書館は定休日があり、特定の曜日や祝日には利用することができません。
そのため、毎日同じ場所で勉強したい人や、学校や塾がない祝日だけ行きたい人には図書館は向いていません。
席が空いていない可能性も
図書館によっては席が混んでいるところもあります。
図書館に向かったはいいけれど、席が空いてなくて結局無駄足になると、その日の勉強のモチベーションが落ちてしまう可能性があります。
2.自宅
メリット
着替えや支度の時間、移動時間がかからない
自分が普段生活している場所が勉強場所になるので、やる気になれば今すぐ勉強を始められます。
移動時間はもちろん、わざわざ身支度を整える必要もないのでその分を勉強の時間に使うことができます。
周りの目を気にすることがない
部屋には自分だけなので、周りを意識することなく勉強することができます。
周りの物音もなく、集中力を削がれる心配がないです。
好きな時間に勉強ができる
外の施設は早朝や夜中は空いていないので、利用することができません。
その点、自宅は何時でも勉強することができるので時間を気にする心配がなくなります。
特に夜型の人や朝早くから勉強したい人にとっては大きなメリットです。
声を出した勉強ができる
周りに人がいる状況だと、恥ずかしくて音読など声を出す勉強ができませんが、自宅では気にせず音読をすることができます。
デメリット
誘惑に負けやすい
家にはスマホやゲーム、漫画など様々な娯楽アイテムが揃っています。
漫画に目が行って気付いたら1時間過ぎていた・・・
なんてことは少なくありません。
始めるまでが大変
自宅では勉強を促してくれる人や勉強をする気になる環境がないため、勉強を始めること自体が難しくなります。
特に勉強のやる気がない日は部屋でダラダラ過ごすだけで一日が終わってしまう場合があります。
集中力の継続が難しい
机の小物が気になったり、親が掃除機をかけ始めたりと些細なことがきっかけで集中力が切れてしまうことが多々あります。
勉強専用のスペースとは違い、周りはいつも通り生活しているため多少の生活音は我慢する必要があります。
3.学校
メリット
友達や先生に質問に行ける
学校には先生や友達がいるので、いつでも気軽に分からない問題を聞くことができます。
やる気のある友達に触発される
図書館のように知らない人が勉強している環境に比べて、友達が勉強している環境の方が一緒に勉強しようという気持ちが強くなります。
やる気のある友達を誘って勉強すると自分のやる気も上げることができます。
友達と問題を出し合ったりと楽しく勉強ができる
勉強に疲れたときに友達と問題を出し合って勉強することで、ゲーム感覚で楽しく勉強することができます。
デメリット
友達と話してしまう
教室の人数が多すぎたり、勉強にあまりやる気がない友達がいるとどうしても勉強より話す時間が長くなってしまいます。
メリハリがつけにくい
普段ふざけあっている友達と一緒の状況で、急に勉強のスイッチを入れることは難しいと思います。
特に休憩時間に話が盛り上がってしまうと、その余韻で上手く頭が勉強モードに切り替わりません。
4.塾の自習室
メリット
静か
塾に自習室は塾の生徒しか利用しないので、勉強目的で集めった人しかいません。
そのため、無駄話もなく非常に静かな環境で勉強をすることができます。
塾によっては先生が見張りをしたりしているので、もしうるさい人がいてもしっかり注意してくれます。
周りも勉強している
周りも勉強目的で集まっているため、みんな必死に勉強しています。
その必死に勉強している人たちが受験ではライバルであるため、ライバルを目の前に自分も気合を入れて勉強することができます。
デメリット
お金がかかる
塾の自習室なので基本的に塾の生徒でないと利用できません。
塾の授業料は決して安くはないので、親と相談してから決めるようにしましょう。
自分の好きなように自習ができない
塾では自習ではなく授業がメインです。
そのため、どうしても自習の時間が減ってしまい、自分が思うように自習が進められないことも少なくありません。
周りがうるさいことも
塾によっては自習室の管理が行き渡らずに休憩室のようになっている場合もあります。
入塾前に塾の雰囲気や生徒のやる気を確認してから入るようにしましょう。
5.カフェやファミレス
メリット
飲み物や食べ物でリフレッシュできる
少し休憩を入れたいときに、メニューを注文するとおいしい食べ物でお腹も満たされてよいリフレッシュになります。
自分の好きなメニューが置いてある店を見つけておくと毎回の勉強のモチベーションになります。
お店を変えるだけで気分転換なる
何件か勉強できそうなお店に目星をつけておけば、日によってお店を変えることができるので、景色も変わって気分転換になります。
デメリット
毎回お金がかかる
お店に滞在させてもらっている以上1品は頼まなければいけないので、その分お金がかかります。
一回の会計が数百円程度でも毎日となるとお金に余裕がない人には痛い出費になります。
場所や時間によっては騒がしいことも
お店によっては店員さんや子供連れの客の元気な声で騒がしくなることがあります。
勉強専用の場所ではないため、多少は騒がしいことを前提に勉強に集中しましょう。
最後に
今回はおすすめの勉強場所について紹介しました。
騒がしくても勉強出来たり、一人じゃなきゃ勉強できなかったりと人によって集中できる環境は異なるので、それぞれの場所のメリット・デメリットを踏まえた上で自分に合った勉強場所を探していきましょう。
自分だけの最強の英単語帳?「英単語ノート」の作り方
みなさんはどのようにして英単語を学習していますか?
ほとんどの人が市販の単語帳を使って覚えていますよね。
単語帳は名前の通り英単語を覚えることに特化した参考書です。
そんな単語に特化した単語帳は、大体2000語ほどの英単語が収録されています。
これを聞いて「2000語だけで英語が読めるようになるの?」と不安になる方もいるかもしれません。
結論から言うと、一冊で足りる人はいるけど足りない人もいます。
当たり前っちゃ当たり前ですよね(笑)
そこで、単語帳だけじゃ不安な人におすすめしたいのが「英単語ノート」です。
今回はその「英単語ノート」の作り方を紹介していきます。
英単語ノートとは
英単語ノートとは簡単に言うと自作の英単語帳です。
そんなもの作れるの?って思う方もいますよね。
しかし、やり方をマスターすれば誰でも簡単に作ることができます。
準備するものは
・ルーズリーフ
・ルーズリーフバインダー
・自分が使っている参考書
この3つだけです。
早速作り方を見ていきましょう。
英単語ノートの作り方
1.分からない単語を見つける
まず、自分が覚えたい単語を見つけていきます。
「そんなこと言われたってどうやって探すんだよ・・・」
見つけ方は簡単です。普段自分が使っている問題集を解くだけです。
英単語ノートは長文を読む中で分からなかった単語を使って作っていきます。
長文や問題集を解いていく中で和訳が分からない問題が出てきたときにマーカーや丸を付けて、後で見返した時に見つけやすいように印を付けておきましょう。
長文を読んだり問題を解くのをわざわざ中断しなくても良いので、分かりやすい印を付けておくとその後の作業がスムーズになります。
2.ノートをとる
分からない単語をピックアップしたら早速ノート作りに入ります。
まず初めにノートを縦に4等分してください。
折ったり、線を引いたり、目印を付けたりとやり方は何でも構わないので自分で分かるように4等分してください。
improve | を向上させる | relate | を関連づける
のような形で書き進めていきます。
一行に単語を2つ書いてできるだけ詰める理由は、1ページ当たりの単語の量をできるだけ増やして集中力を維持するためです。
普段勉強をしていて一段落付くタイミングは、丁度1ページやり終わったタイミングの人が多いと思います。
つまり、1ページ終わると一瞬集中力が切れるのです。
折角高まった集中力を途切れさせないためにも1ページに多くの単語を書きこんで集中力の途切れ目を作らないようにしましょう。
また、これは気持ちの問題ですがコンパクトに書くと、その分ページの枚数が減るので覚える量が少なく、負担が小さいように錯覚するような気がします。
効率的な使い方
英単語ノートとにある程度単語が溜まったら単語を覚えていきます。
英単語の覚え方は普段使っている単語帳の方法と変わりません。
自分が一番覚えやすいやり方で覚えるようにしましょう。
英単語の勉強法に悩んでいる人はおすすめのやり方を紹介しているので是非参考にしてみてください。
最後に
今回は英単語ノートについて紹介しました。
英単語帳に併せて上手く利用することで語彙力の向上を目指していきましょう。
英語の正しい音読方法
はじめに
英語の勉強を効率的に進めていくには音読の存在は欠かせません。
音読をすることで読解スピードやリスニング能力を向上させることができます。
しかし、音読は正しい手順を踏まないと上達しません。
そこで今回は正しい音読のやり方を3STEPで紹介していきたいと思います。
さっそくCD付きの長文問題集を用意して一緒に手順を確認していきましょう。
STEP1 精読
まず、音読する文を一通り読んで理解しておきましょう。
音読は頭の中で内容をイメージしながら役になりきることが大切です。
そのため、英文の内容を理解していない状態で棒読みの音読をしてもほぼ意味がありません。
音読の前に単語や文の構造をしっかり確認してすらすら読めるようにしておきましょう。
この作業をしっかり行うかどうかで音読するときの効果が大きく左右されます。
多少大変な作業ですがサボらず取り組みましょう。
STEP2 シャドーイング
文の内容を何となく頭に入れたら、次にシャドーイングを行います。
シャドーイングは音源のすぐ後を追いながら発音していく勉強法で、ネイティブの読むスピードで前から訳していくことを身体に染み込ませることができます。
自分のペースで音読すると、どうしてもゆっくりになったりアクセントがない単調な発音になってしまいます。
そこで、シャドーイングで音源と同じスピードやアクセントに無理矢理合わせることで読むスピードや発音を強制させることができます。
何回も繰り返し行うことで、音源なしでも自然とネイティブのスピードで読めるようになるので、体が覚えるまで永遠と反復をしていきます。
また、英文を見ないでシャドーイングをするとリスニング能力の向上にも繋がるので慣れてきた人は何も見ずにやってみましょう。
STEP3 音読
シャドーイングをある程度行ったら、音源なしで音読してみましょう。
ここまで正しいやり方で進めていると、音源と同じスピードで同じ発音で読めるようになっていると思います。
その身体に染み込ませた音源を忘れないように繰り返し読んでいきましょう。
教材は違う英文を数回読むのではなく、同じ英文を何十回、何百回と読み込んでいきます。
何度も読み込んで暗唱できるようになると、覚えた文をそのままライティングで使えたりするので全部覚えるほどの勢いで読み込んでいきましょう。
まとめ
今回は正しい英語の音読の仕方について紹介しました。
音読の効果はだんだん出てくるのではなく、数か月たった時にある日急に表れるのですぐに効果が出なくても諦めずに続けていきましょう