【数学】白チャートは誰におすすめ?特徴やレベル、使い方を紹介
「白チャート」は受験生から絶大な人気を誇っているチャート式シリーズの1つです。
チャート式は「白・黄・青・赤」の順番で難易度が難しくなってくので、白チャートはチャート式参考書の中では一番易しいレベルとなっています。
そこで、今回は
「白チャートの特徴やレベルはどのくらい?」
「どんな人に向いているの?」
「白チャートってどうやって使うんだろう・・・」
こういった疑問を解決していきます。
基本情報
出版社:数研出版
例題数:ⅠA 268題 ⅡB 335題
レベル:基礎~共通テスト
対象者:偏差値40~55
目標修得期間:3~5ヶ月
特徴
解説が詳しい
白チャートはチャート式の中で1番易しく、初学者向けの難易度となっているため解説も丁寧で詳しいです。
Chart&Guideなどのコラム欄も充実しており、公式や解くときのポイントを紹介しています。
解説がしっかりしている参考書が良い人は白チャートをおすすめします。
問題が難易度別に分かれている
白チャートは例題やEXの各問題に5段階で難易度が設定されています。
難易度はそれぞれコンパスで表されており、コンパス1が一番易しいレベルでコンパス2、3と難しくなっていきます。
一目で問題の難易度が分かるので、数学が苦手で教科書レベルをまず習得したい人はコンパス5はとりあえず飛ばすなど工夫して効率よく勉強することができます。
向いている人
基礎を固めたい人
白チャートは教科書の例題~章末レベルの問題を網羅的に勉強することができるので、基礎固めに非常に優秀な参考書です。
基礎から勉強したい人はこの一冊で基礎を完璧に仕上げることができます。
応用問題や演習問題をスムーズに理解するためにも白チャートで基礎をしっかり固めてから難しい問題を取り組むようにしましょう。
数学の勉強をこれから始める人
白チャートは解説が丁寧なので、数学が得意でない人にも取り組みやすい参考書となっています。
さらに、各章の最初に「Let's Start」という章で扱う単元の簡単な説明が載っています。
教科書代わりとして使うことができるので、1から勉強を始める人でも白チャートのみで取り組むことが可能です。
使い方
例題を一通り解く
参考書を進めていくにあたって、まず初めに自分が解ける問題と解けない問題を知る必要があります。
例題を1周解いて分からない分野の目星をつけていきましょう。
解いていくときに、解ける問題=〇、解けない問題=✖を付けておくと後で見直すときに便利です。
一番最初の大変な作業ですが、気合で乗り越えましょう。
解法を暗記する
分からない問題はいくら悩んでも解くことはできないので、解法を暗記してしまいましょう。
解答を見ながら自分も一緒に解くようにすると効率的に進めることができます。
ただ解答や解説を読むのではなく、自分の手を動かしながら身体に覚えさせると忘れにくくなります。
とにかく解く
何となく解き方を理解出来たらどんどん問題を解いていきましょう。
たまに、1回解いただけで満足している人を見かけますが、1回解くだけではせっかく勉強したことも効果が半減してしまいます。
数学は問題を何回も繰り返し解いて自分の身体に染み込ませることが大切です。
白チャートには例題のほかにEXやEXERCISES問題など例題の類似問題や応用問題が収録されているので、適宜利用して理解を深めていきましょう。
まとめ
今回は白チャートについて紹介しました。
白チャートは最初の1冊目として非常に優秀な参考書です。
基礎を完璧に固めるだけでも、偏差値をグッと上げることができます。
自分に合ったやり方で効率よく進めていきましょう。