【英単語】短期決戦!1か月で1冊マスターする勉強法
- 単語帳の選び方
- STEP1 仕分けをしよう
- STEP2 知らない単語と顔合わせ
- STEP3 2回目の仕分け
- STEP4 日本語を隠しながら
- STEP5 覚えることに特化しよう
- STEP6 総テスト
- STEP7 単語ノートを作る
- メンテナンス
- NG行動
- まとめ
単語帳の選び方
まず、相棒となる英単語帳を選ぶところから始めましょう。
「単語帳なんて何でもいいじゃん!」なんて思うかもしれませんが、自分のレベルに合った単語帳を選ぶことはとても重要です。
単語帳の難易度を間違えると効率が落ちてしまうので、事前に収録されている単語のレベルを調べてから購入するようにしましょう。
難易度としては知っている単語1~2割、見たことある単語1~3割、知らない単語5~8割の割合の単語帳がおすすめです。
知っている単語が多すぎても効果が薄く、難しすぎてもモチベーションを保ちにくくなってしまいます。
そこで、1冊目の単語帳としておすすめなのが、ターゲット1900とシステム英単語です。
レベルはどちらも共通テスト~難関大までカバーしており、1冊目の単語帳として受験生から絶大な支持を得ています。
単語帳が手元にない人はターゲット1900かシステム英単語のどちらかを今すぐ用意しましょう!
今回はターゲット1900に収録されている単語数と同じ1900語で計画を立てていきます。
STEP1 仕分けをしよう
(1日目)
単語帳を用意したらまず初めにやることは、英単語の仕分けです。
日本語訳を赤シートで隠しながら知っている単語か知らない単語かを確認していきましょう。
知っている単語=〇、知らない単語=無印を単語の左側に付けていきます。
目安は1単語2秒以内でそれまでに答えられなかったら次の単語に進みましょう。
受験は時間との勝負なので瞬時に日本語が浮かばなければなりません。
一単語2秒以内を1900個なので1900個×2秒=3800秒=約1時間で印をつける時間を含めて1時間半程で一周することができます。
この作業をを大変ですが1日で終わせましょう。
ここで注意したいのは、分からない英単語には時間をかけずにスルーすることです。
初日はすべての単語を仕分けすることが目的なので、今知らない単語を覚えようとしても時間の無駄になってしまいます。
さらに、はじめは知らない単語だらけなので、分からない単語に目を向けているとモチベーションが下がってしまう恐れがあります。
とにかく1日で一周することを目指しましょう。
STEP2 知らない単語と顔合わせ
(2日目~7日目)
自分に合ったレベルの単語帳を選べている場合、印がついていない覚えるべき単語は約1500~1700語に絞られました。
ここから知らない単語と向き合っていきましょう。
STEP2でやることは、無印の単語を英語→日本語の順で単語帳を見ていくだけです。
赤シートで隠したり印を付けたりせずに、ただただ読むだけです。
2日で1周を3回繰り返しましょう。
覚えようとするのではなく、初対面から顔見知り程度にするくらいの気持ちで結構です。
STEP3 2回目の仕分け
(8日目~10日目)
3周したらもう一度覚えた単語と覚えられていない単語の仕分けをしましょう。
STEP1と同じように知っている単語に〇を付けていきます。
この段階ではまだほとんど覚えていなくても落ち込む必要はありません。
目安としては3~4割程度覚えているのが理想です。
STEP4 日本語を隠しながら
(11日目~14日目)
ここから少しずつ単語を覚えることを意識していきましょう。
仕分けと同じように赤シートで日本語を隠しながらテスト形式で進めていきます。
しかし、ここでは印をつける必要はありません。
英単語を見る→日本語訳を言う→日本語訳を見るの順番で進めていきます。
覚えていない単語は日本語訳を見た後にもう一度赤シートで隠して日本語訳を言うようにすると、さらに覚えやすくなります。
これを2日で1周のペースで2周繰り返しましょう。
STEP5 覚えることに特化しよう
(15日目~21日目)
ここから本格的に単語を覚える段階に入ります。
基本的にはSTEP4と同じように赤シートで日本語を隠しながら進めていきますが、STEP5では覚えた単語に〇を付けていきます。
作業は、全ての単語に〇が3つつくまで繰り返します。
このSTEPが一番大変なので、気合を入れて取り組みましょう!
STEP6 総テスト
(22日目~23日目)
全てに3つ印がついたら最後の総テストを行います。
この時にはもう覚えている単語より覚えていない単語の方が少ないので、覚えていない単語のみ赤色を印をつけたり、マーカーを付けたりして一目で分かるようにしましょう。
この時点で覚えていない単語数は100~200語が理想です。
STEP7 単語ノートを作る
(23日目~)
最後にSTEP6で覚えていなかった単語をノートにまとめて単語ノートを作りましょう。
ノートにまとめることで、いちいち単語帳をめくって覚えていない単語を探す手間が省けて時間の短縮になります
単語帳に近い形でノートを作るとテスト形式で勉強がしやすくなるのでおすすめです。
単語ノートを使って毎日テストをして覚えにくい単語を一気に覚えましょう。
メンテナンス
折角覚えた単語も時間が経つと忘れてしまいます。
単語ノートにまとめた単語だけではなく、覚えた単語のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
めんどくさく感じますが、覚えている単語を見直すのは思ったよりも時間や体力を使わずできます。
一日100単語程度の量を隙間時間を利用してこなしていきましょう。
NG行動
書いて覚える
ノートに書いて覚える方法は一番やってはいけない行為です。
覚える作業だけでも大変なのに書く作業も加わってしまうと時間的にも体力的にも1日数百単語扱うことが非常に困難になります。
単語帳にそのような集中力や体力は必要ありません。
単語帳は机に向かってやるのではなく、ベッドやソファーなどでくつろぎながら眺めるぐらいの気持ちで肩に力を入れずにやることが長続きの秘訣です。
1語1語に時間をかける
意外とやってしまいがちなことが1語1語完璧に覚えてから進む行為です。
「1日何単語も見るのは大変だから、1日20単語を完璧に覚えて3か月後には1冊マスターだ!」
・・・絶対無理です!!!
まず前提として1回で単語を覚えることは基本的に不可能です。
1回出会った人はすぐ忘れてしまいますが、毎朝電車で見かける人がいれば自然と覚えてしまいますよね?
英単語も同じで何回も触れるることで長期間脳に記憶されます。
1語1語に時間をかけて1日に触れる単語の量を減らすことは絶対やめましょう。
まとめ
私が最後に伝えたいことはただ一つ「とにかく単語に触れる回数を増やす」です。
このことを頭に入れて日々の勉強に励んでください。
陰ながら応援しております。