【文系数学】受験経験者が教える数学1Aの超厳選オススメ参考書!
参考書の選び方
数学の参考書は一冊の分量が多いので、基本的に一冊の参考書を本番のまで使い続けます。
そのため、相棒となる参考書選びは受験で勝ち抜くためには重要な選択となります。
「問題数が多い参考書は広範囲をカバーしているから最適だ」
「難しい問題をやればその分偏差値も上がる」
このような勘違いをしている人をちらほら見かけますが、最短ルートで偏差値を上げるには自分のレベルに見合った参考書を選ぶことが非常に重要になります。
レベル
参考書の難易度は自分の偏差値から-5~+10のレベルをカバーしている参考書をおすすめします。
これ以上レベルが低すぎると勉強にならずに時間の無駄になってしまい、高すぎると難しすぎて時間がかかり、結局身につかないまま終わってしまう可能性が高くなります。
必ず自分の偏差値と参考書の難易度を照らし合わせてから購入するようにしましょう。
試験までの期間
参考書選びにおいて試験までにどのくらい数学に時間を使えるのかも非常に重要となってきます。
本番まで残り3か月で1000ページの参考書を買ってもマスターするのは不可能に近いですよね。
薄い参考書では全範囲を網羅できるのか不安で分厚い参考書を買って安心したい気持ちもわかります。
しかし、薄い参考書はその分問題が厳選されており、試験まで時間がない人でも短期間で要点を抑えることができます。
試験までの期間から逆算して、最低でも3周できる程の分量の参考書を選びましょう。
網羅型
網羅型の参考書は収録されている問題数が多く、広範囲をカバーしています。
そのため、受験勉強を始めたばかりの人や試験まで時間がある人におすすめの参考書となっています。
網羅型の参考書に取り組んで基盤を固めていきましょう。
基礎問題精講
対象者:偏差値50前後
基礎問題精講は網羅型としては問題数が少ない参考書ですが、数学が得意ではない人や勉強を始めたての人には非常におすすめの参考書です。
問題数が少ない分、最後まで解き切りやすく、一冊をマスターしやすくなっています。
一冊を完璧にマスターすることで自信につながるので、分厚い参考書で挫折してしまった経験のある人にもおすすめです。
チャート式
対象者:白チャート=偏差値50前後
青チャート=偏差値60前後
チャート式参考書は受験生に人気の参考書の一つです。
問題数が多く、レベルと分野両方あわせて非常に広範囲をカバーしています。
一冊解くのに時間がかかるため、数学に時間をかけれない人や数学自体あまり好きではない人にはおすすめできません。
しかし、この一冊をマスターできると他の受験生に大きく差をつけることができます。
基礎固めに使ったり、辞書代わりに使ったり、苦手な分野を集中的に勉強したりと様々な使い方ができるので自分の目的に合った使い方を見つけましょう。
演習型
演習型の特徴は問題数が少なく、一つ一つの問題のレベルが高いことが挙げられます。
網羅型の参考書を一冊仕上げて余裕のある人は演習型の参考書でどんどん実践の経験を積んでいきましょう。
文系数学の良問プラチカ
対象者:偏差値60以上
良問プラチカは難関大志望で数学を得点源にしたい人におすすめの参考書となっています。
問題数は1A2Bで149問とやや少なく感じるかもしれませんが、一問一問が難問で解くのに時間がかかるので想定より解き切るのに時間がかかる可能性があります。
ある程度余裕をもって計画を立てるようにしましょう。
解説が詳しく書かれており、非常に満足感の高い参考書になっています。
1対1対応の演習
対象者:偏差値60前後
一対一対応の演習も解説がしっかりしていて、良問が揃っているので優秀な参考書として受験生に人気です。
文系数学の良問プラチカが難しすぎるなと感じる人は先に1対1対応の演習で力をつけることをおすすめします。
まとめ
今回は文系数学のオススメ参考書について紹介しました。
どの参考書を選んでも1冊を完璧にすることが大切なので、何度も繰り返し解いて理解できるようにしましょう。