【大学受験生向け】英検2級の対策とオススメ参考書
「英検を取りたいけど対策する時間がない…」
「できれば参考書にお金を欠けたくない」
「そもそも英検ってどんな問題がでるの?」
受験で英検が必要な学生は最小限の努力で合格したいと思う人が大半だと思います。
そこで、本記事では英検2級の対策とオススメ参考書をご紹介します。
英検とは
英検(実用英語技能検定)は日本英語検定協会が実施している国内最大級の英語技能の検定です。
5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの級があり、大学によっては準2級や2級から英語の試験免除や得点換算を受けることができます。
それでは早速、英検2級の紹介に移っていきましょう。
英検2級のレベル
英検2級の合格レベルは高校卒業程度とされています。
大学受験の勉強が順調に進んでいる人は正しく対策すればそこまで難しいと感じないでしょう。
筆者の体感的にはセンターや共通テストと同じくらい、または少し簡単なレベルです。
合格点
合格点は一次試験1520点(1950点満点)、二次試験460(650点満点)です。
各技能の配点は650点で同じですが各問の配点は公表されていません。
ちなみに合格率は20~30%程度とされています。
つまり4、5人に1人が受かる計算になりますね。
英検2級の対策
一次試験
リーディング
リーディングは短文の語句・空所補充と長文の語句・空所補充、そして長文の内容一致選択の3つから構成されています。
簡単に言い直すと語彙・文法問題と長文の空欄補充・内容一致問題が出題されます。
問題は大学受験で出題される形式と大差がないため、過去問で傾向と雰囲気を確認するだけで特別な対策は必要ありません。
受験勉強で使っている参考書を使って毎日英文に触れるようにしましょう。
ライティング
ライティングは与えられた問いから自分の意見とその理由2つを80~100字程度で答えます。
ライティングに慣れてない人は、最初に解いてみると全く書けなかったり、時間がかかったりで落ち込むと思います。
実際、筆者も最初に解いたときは書けなすぎて絶望しました(笑)
ライティングにはある程度の型が存在するので、ネットでテンプレを調べて暗記しておきましょう。
テンプレを作っておくことで本番に自分で考える部分が少なくなり、時間短縮にもなります。
過去問や問題集の問題を解いて先生や英語が得意な友達に添削してもらうことを繰り返してとにかく場数を踏みましょう。
解いていくうちにいつの間にか自分の意見を書けるようになります。
とにかく実践あるのみです!
リスニング
リスニングは会話と短いパッセージの内容に関する質問に答える形式になっています。
リスニングもリーディング同様、特別対策が必要な問題は出題されませんが、問題が一度しか流れないので注意が必要です。
2回流れる問題に慣れてしまっている人は1回目から答えを出せるように練習しておきましょう。
リスニングのコツとしては頭の中で和訳せずに、どのような場面かをイメージしながら英文のまま理解することが大切です。
普段のリスニングの勉強に併せて過去問や問題集の問題を解いておきましょう。
二次試験
スピーキング(個人面接)
無事一次試験を通過したら数週間後に試験官と一対一で面接をする、二次試験のスピーキング試験を受けます。
音読、音読した文の内容問題、イラスト問題、自分の意見を答える問題が出題されます。
対策は一人で行うのは難しいので、学校の先生や英語が得意な友達に試験官役をやってもらいましょう。
また、同じく英検2級を受ける人と練習することで受験生側と採点側両方の視点から見ることができるので、周りに受験する人がいれば誘って一緒に練習しましょう。
ライティング同様に面接も慣れていない分、練習を重ねることが大切です。
恥ずかしがらずに友達等に見てもらいましょう。
オススメ参考書
単語帳
単語帳は英検用のものは必要ありません。
大学受験用の単語帳を一冊極めておきましょう。
受験生に人気の参考書を紹介しておきます。
まず受験生の1冊目としておすすめなのがターゲット1900です。
旺文社が出版している単語帳で共通テストからMARCHレベルまで対応しています。
2冊目の単語帳としておススメしたいのが速読英単語上級編です。
200語程度の長文の中に単語が含まれており、難関大レベルの単語を長文の中で覚えることができます。
英検2級のレベルより数段上の難易度になっているので、高いスコアで合格したい人にお勧めです。
文法
英文法は学校指定の参考書一冊で十分です。
初めは大変ですが、何周も繰り返して理解することで取りこぼしのないようにしましょう。
参考書を持っていない方向けにおすすめの参考書を貼っておきます。
問題集
問題集は英検専用の参考書を買いましょう。
問題集は旺文社が出版している過去6回全問題集がおすすめです。
リスニングの音源に加えて、面接の問題カードもついているので一冊で一次だけではなく二次試験の対策もしっかりできます。
全6回分の問題が収録されているので、出題傾向も掴むことができます。
参考書にお金を使いたくない人でもこの問題集は買っておきましょう。
最後に
受験生にとって英検などの資格取得にはできるだけ、お金も時間もかけたくないと思います。
問題を解く前に、傾向を掴んでおくことで最小限の対策で済みます。
是非、今回の記事を参考に勉強してみてください。
応援しております。