英語の正しい音読方法
はじめに
英語の勉強を効率的に進めていくには音読の存在は欠かせません。
音読をすることで読解スピードやリスニング能力を向上させることができます。
しかし、音読は正しい手順を踏まないと上達しません。
そこで今回は正しい音読のやり方を3STEPで紹介していきたいと思います。
さっそくCD付きの長文問題集を用意して一緒に手順を確認していきましょう。
STEP1 精読
まず、音読する文を一通り読んで理解しておきましょう。
音読は頭の中で内容をイメージしながら役になりきることが大切です。
そのため、英文の内容を理解していない状態で棒読みの音読をしてもほぼ意味がありません。
音読の前に単語や文の構造をしっかり確認してすらすら読めるようにしておきましょう。
この作業をしっかり行うかどうかで音読するときの効果が大きく左右されます。
多少大変な作業ですがサボらず取り組みましょう。
STEP2 シャドーイング
文の内容を何となく頭に入れたら、次にシャドーイングを行います。
シャドーイングは音源のすぐ後を追いながら発音していく勉強法で、ネイティブの読むスピードで前から訳していくことを身体に染み込ませることができます。
自分のペースで音読すると、どうしてもゆっくりになったりアクセントがない単調な発音になってしまいます。
そこで、シャドーイングで音源と同じスピードやアクセントに無理矢理合わせることで読むスピードや発音を強制させることができます。
何回も繰り返し行うことで、音源なしでも自然とネイティブのスピードで読めるようになるので、体が覚えるまで永遠と反復をしていきます。
また、英文を見ないでシャドーイングをするとリスニング能力の向上にも繋がるので慣れてきた人は何も見ずにやってみましょう。
STEP3 音読
シャドーイングをある程度行ったら、音源なしで音読してみましょう。
ここまで正しいやり方で進めていると、音源と同じスピードで同じ発音で読めるようになっていると思います。
その身体に染み込ませた音源を忘れないように繰り返し読んでいきましょう。
教材は違う英文を数回読むのではなく、同じ英文を何十回、何百回と読み込んでいきます。
何度も読み込んで暗唱できるようになると、覚えた文をそのままライティングで使えたりするので全部覚えるほどの勢いで読み込んでいきましょう。
まとめ
今回は正しい英語の音読の仕方について紹介しました。
音読の効果はだんだん出てくるのではなく、数か月たった時にある日急に表れるのですぐに効果が出なくても諦めずに続けていきましょう