勉強場所リスト
みなさんは普段、勉強の質を上げるために気を付けていることはなんですか?
参考書の評判や勉強のやり方、勉強する時間などが思いつきますよね。
しかし、その中で勉強場所について意識している人は少ないと思います。
そこで今回は勉強に使える場所とそれぞれのメリットデメリットについて紹介していきたいと思います。
1.図書館
メリット
静か
図書館はマナーとしてほとんどの人が静かに利用しているため、勉強に集中することができます。
周りの人も勉強している
図書館では他の人も読書や勉強をして過ごしています。
スマホをいじっている人は少ないため、自分も自然とスマホを触ることなく勉強することができます。
長時間無料で使える
基本的に図書館は何時間でも同じ席を使い続けることができるので、時間を気にせず勉強することができます。
また、誰でも無料に利用できるため、お金がない学生でも気兼ね利用することができます。
デメリット
逆に周りの目が気になる
図書館は公共施設であるため、多くの人が利用しています。
人が出入りしたり、たくさん人がいることが気になってしまう人は集中することが難しいので注意が必要です。
定休日がある
図書館は定休日があり、特定の曜日や祝日には利用することができません。
そのため、毎日同じ場所で勉強したい人や、学校や塾がない祝日だけ行きたい人には図書館は向いていません。
席が空いていない可能性も
図書館によっては席が混んでいるところもあります。
図書館に向かったはいいけれど、席が空いてなくて結局無駄足になると、その日の勉強のモチベーションが落ちてしまう可能性があります。
2.自宅
メリット
着替えや支度の時間、移動時間がかからない
自分が普段生活している場所が勉強場所になるので、やる気になれば今すぐ勉強を始められます。
移動時間はもちろん、わざわざ身支度を整える必要もないのでその分を勉強の時間に使うことができます。
周りの目を気にすることがない
部屋には自分だけなので、周りを意識することなく勉強することができます。
周りの物音もなく、集中力を削がれる心配がないです。
好きな時間に勉強ができる
外の施設は早朝や夜中は空いていないので、利用することができません。
その点、自宅は何時でも勉強することができるので時間を気にする心配がなくなります。
特に夜型の人や朝早くから勉強したい人にとっては大きなメリットです。
声を出した勉強ができる
周りに人がいる状況だと、恥ずかしくて音読など声を出す勉強ができませんが、自宅では気にせず音読をすることができます。
デメリット
誘惑に負けやすい
家にはスマホやゲーム、漫画など様々な娯楽アイテムが揃っています。
漫画に目が行って気付いたら1時間過ぎていた・・・
なんてことは少なくありません。
始めるまでが大変
自宅では勉強を促してくれる人や勉強をする気になる環境がないため、勉強を始めること自体が難しくなります。
特に勉強のやる気がない日は部屋でダラダラ過ごすだけで一日が終わってしまう場合があります。
集中力の継続が難しい
机の小物が気になったり、親が掃除機をかけ始めたりと些細なことがきっかけで集中力が切れてしまうことが多々あります。
勉強専用のスペースとは違い、周りはいつも通り生活しているため多少の生活音は我慢する必要があります。
3.学校
メリット
友達や先生に質問に行ける
学校には先生や友達がいるので、いつでも気軽に分からない問題を聞くことができます。
やる気のある友達に触発される
図書館のように知らない人が勉強している環境に比べて、友達が勉強している環境の方が一緒に勉強しようという気持ちが強くなります。
やる気のある友達を誘って勉強すると自分のやる気も上げることができます。
友達と問題を出し合ったりと楽しく勉強ができる
勉強に疲れたときに友達と問題を出し合って勉強することで、ゲーム感覚で楽しく勉強することができます。
デメリット
友達と話してしまう
教室の人数が多すぎたり、勉強にあまりやる気がない友達がいるとどうしても勉強より話す時間が長くなってしまいます。
メリハリがつけにくい
普段ふざけあっている友達と一緒の状況で、急に勉強のスイッチを入れることは難しいと思います。
特に休憩時間に話が盛り上がってしまうと、その余韻で上手く頭が勉強モードに切り替わりません。
4.塾の自習室
メリット
静か
塾に自習室は塾の生徒しか利用しないので、勉強目的で集めった人しかいません。
そのため、無駄話もなく非常に静かな環境で勉強をすることができます。
塾によっては先生が見張りをしたりしているので、もしうるさい人がいてもしっかり注意してくれます。
周りも勉強している
周りも勉強目的で集まっているため、みんな必死に勉強しています。
その必死に勉強している人たちが受験ではライバルであるため、ライバルを目の前に自分も気合を入れて勉強することができます。
デメリット
お金がかかる
塾の自習室なので基本的に塾の生徒でないと利用できません。
塾の授業料は決して安くはないので、親と相談してから決めるようにしましょう。
自分の好きなように自習ができない
塾では自習ではなく授業がメインです。
そのため、どうしても自習の時間が減ってしまい、自分が思うように自習が進められないことも少なくありません。
周りがうるさいことも
塾によっては自習室の管理が行き渡らずに休憩室のようになっている場合もあります。
入塾前に塾の雰囲気や生徒のやる気を確認してから入るようにしましょう。
5.カフェやファミレス
メリット
飲み物や食べ物でリフレッシュできる
少し休憩を入れたいときに、メニューを注文するとおいしい食べ物でお腹も満たされてよいリフレッシュになります。
自分の好きなメニューが置いてある店を見つけておくと毎回の勉強のモチベーションになります。
お店を変えるだけで気分転換なる
何件か勉強できそうなお店に目星をつけておけば、日によってお店を変えることができるので、景色も変わって気分転換になります。
デメリット
毎回お金がかかる
お店に滞在させてもらっている以上1品は頼まなければいけないので、その分お金がかかります。
一回の会計が数百円程度でも毎日となるとお金に余裕がない人には痛い出費になります。
場所や時間によっては騒がしいことも
お店によっては店員さんや子供連れの客の元気な声で騒がしくなることがあります。
勉強専用の場所ではないため、多少は騒がしいことを前提に勉強に集中しましょう。
最後に
今回はおすすめの勉強場所について紹介しました。
騒がしくても勉強出来たり、一人じゃなきゃ勉強できなかったりと人によって集中できる環境は異なるので、それぞれの場所のメリット・デメリットを踏まえた上で自分に合った勉強場所を探していきましょう。